ギタリストのための機材雑記

ギター歴15年の機材オタクによるエフェクター紹介ブログです

Revol effectsのエフェクターを試奏してきました

近年、エフェクターの小型化が流行しています。流行に乗っかってRiot、Ts-9、ダイナコンプやクライベイビーまでminiペダル版がリリースされています。
個人的にはフルサイズ版の方がリセールバリュー、サウンド、操作性、耐久性等の面で優れている気がするので好きなのですが・・・・
今回は、全てのエフェクターをミニサイズで制作しているRevol effectsについて書いていきます。

Revol effectsとは

全てのエフェクターをミニサイズで製造している激安エフェクターブランド。
ラインナップは歪み系から空間系、イコライザーオートワウにパワーサプライ、チューナーまで!
生産国は中国ですが、店頭で試奏した感じ安っぽい印象はしませんでした。試奏したペダルのインプレッションをいくつか紹介していきますね。

 

NAVY BLUE OVERDRIVE EOD-01

なんかデモ演奏がイケてない・・・
ネーミング的にBOSSの青いアレをイメージしてしまいますが、FulltoneのOCDをコピーしたペダルらしいです。
これ、値段の割に相当良い音色でした。友人がOCDを持っているのですが近しい音色が出ます。普通のミニペダルってゲインが小さいツマミで、ライブハウスのアンプを使って音作りする場合歪み量の調整が難しいんですが、このNEVY BLUE OVERDRIVE EOD01はドライブのツマミだけ大きいツマミなので調整をきかせやすいです。
良く考えられて作られていると思います。アンプライクな音色ではありませんが、単体でもしっかり歪み良いエフェクターでした!

NAVY BLUE OVERDRIVE EOD-01は買うべき?

手持ちの歪みペダルが充実してないなら是非買うべきです!
音色もいいですし、操作性も考慮されて作られてます。ミニスイッチでクリーンブーストモードになるので、今後手持ちのエフェクターが増えてきた時にブースターにジョブチェンジさせることもできます。
Revolのフラグシップペダルなだけあって、完成度が高くて良いエフェクターですね。

Glorious Delay EDL-01

実は、Revolに興味を持ったのはこのディレイがきっかけです。他社の金属筐体のディレイって安くてもせいぜい新品価格8千円〜1万円だと思うんですが、このGlorious Delay EDL-01はなんと税込み3000円
独自のパーツ供給、生産ラインを揃える事によりこの低価格を実現したそうです。
コントロール

  • ボリューム
  • ミックス
  • リピート
  • ディレイタイム


の4つ。ディレイ・タイムは30~340msと他社の物と比較しても普通程度ですね。まあ、アナログディレイなんでこんな物でしょう。
アナログ・ディレイなので他のアナログエフェクターと同じサプライを使用してもノイズが出ないのが良いですね。
でも、僕はこのペダルを買いませんでした。
理由はたくさんあります。
まずひとつにタップテンポ機能がないこと。この価格のディレイにタップテンポなんてあるわけないのでこれはしょうがない。
2つ目はリピートが無限じゃないこと。元々発振用、マシンガンディレイ用にディレイペダルを探していたのでこれが一番のネックでした。
デジテックのギガディレイや、Line6のDL-4を以前使っていて難なく使えていたのでGlorious Delay EDL-01でも当然マシンガンディレイはできると思ってました。案外できるペダルって少ないんですね・・・。同じ理由でNovadelayもパスしました。またDL-4買うしかないのかな〜。

Glorious Delay EDL-01は買うべき?

僕はGlorious Delay EDL-01をおすすめしません。理由は、機能上の制限が僕にとってかなり大きな物だからです。
この価格で必要最低限の機能を持っているのはよく分かるし、音色も別段劣っているとは感じませんでした(そもそもディレイの音の良し悪しとかわからない)
でもディレイってディレイトリックできてなんぼだと思っているので、タップテンポで付点八分ディレイが出来ないとか簡易ループついてないとかマシンガンディレイや発振が出来ないのは痛すぎる・・・
この悩みは、次回紹介するエフェクターでほぼ解決しました。

AUTO WAH EWA-01

オートワウというのは、入力信号を検知し、それに反応してトーンを可変させるエフェクトです。
ワウペダルは足でリズムを刻みトーンを可変させ音色にリズム的要素を追加するエフェクトです。
なので、オートワウとワウペダルはそれぞれリズムと音色の順序が真逆なペダルです。
ワウペダルをオートワウのように扱う事が出来ないようにオートワウをワウペダルのように扱う事は出来ないのです。
オートワウは、ガスリー・ゴーヴァンのように音数が大量なカッティングに使うと有効です。

話が脱線しましたが、AUTO WAH EWA-01はこのようなダイナミクスな音色はでません。
ガスリーの様なカッティングに向いているオートワウが欲しいなら、やっぱりグヤトーン製の物が良いですね。

AUTO WAH EWA-01は買うべき?

僕はおすすめしません。ヤフオクで中古のグヤトーンを買いましょう。

まとめ

実際に試奏してみて、案外良いなと思った所もありました。もし、もっていない種類のエフェクターがRevol effecetsのラインナップにあれば、購入してみてはいかがでしょうか?
ファズやリバーブなんかもあるみたいなのでカオス的サウンドを演出したい時なんかに役立つかもしれません。
関係ないですが、代理店のデモ演奏音割れヤバすぎ\(^o^)/
これじゃ販促動画になってない気がする。。